2004.05

30 恐るべし胡座男(禁句)
 某サイトさんの天外オフ会行って参りました♪やっぱいいですね、同じ趣味を持つ方々と熱く長く語り合って盛り上がれるって、最高です♪一人で盛り上がるのも有りだとはおもいますが、自分じゃ無い誰かと一緒に盛り上がれるのっていうのは、妙な一体感といいますか、格別 に面白い物だと、毎回毎回思います。

 そして、今回は思わぬ事態に遭遇しました。その名も、ぎっくり腰。私をぎっくり腰にさせた犯人はあぐら男。……ありえねぇ!と、誰もが叫んでもおかしく無い状況でした。

 事の始まりは、某Kさんが、ゲームキューブ(以下、GC)本体を担いで会場に登場、さっそうとモニタに接続した所から始まりました。読込んだデータは勿論天外2。シロの居ない4人パーティーになった所。卍丸が女御輿にのり、町内を一周した途端……最後尾に謎のあぐら男が出現。ええ、かの有名なあのバグ技であります。なかなか凛々しい面 の彼は、胡座をかいたまま、ずるずると、最後尾についてきます。時には首根っこを掴まれたように後ろ向きに、そして時には空中浮遊の様な前向きで。そして驚いた事に、階段を下る時はクルクル回り乍ら……!!!!

 なんじゃそりゃ〜!!!

 全員で爆笑しながら胡座男の一挙一動一両足に注目していました。連続して襲って来るボス達の亡霊。それを、まるでデータの読込進行状況表示棒宜しくぴゃ〜、ぴゃ〜と一瞬で消えて行くHP。あっと言う間に聳え立つ暗黒蘭の前に到達しました。
 暗黒蘭の前に立った四人は卍丸を中心にそっと小さな菱形を描く様に隊列を散らせました。ズームする視点。卍丸の背がアップに……なる筈でした。後ろの三人の脇をすり抜ける様に、あの胡座男が突然割り込み、すっと卍丸の背後にぴったりと立ちました。ストーカー以上に恐い密着度。小さな菱形の中央に偉そうに鎮座した胡座男。本当に偉そう以外の何者でもありませんでした。いや、常に常に背後で息衝いている事を考えるとペペより嫌です。うわ〜勘弁……そう思った矢先、見せ場、卍丸の暗黒蘭一刀両断が始まりました。ゆっくりとした速度で、卍丸の体がふわりと宙に浮き、両断すべし暗黒蘭の花弁の高さまで上昇すると……

ん……?

胡座男の体が……?
ふわりと宙に浮き……?
卍丸の後に続いて暗黒蘭を……?
斬ったあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜!!!!!?

ありえねぇ〜!!!!!!!!!!

……と、皆で突っ込みつつ大笑いした瞬間、ぎっくり腰になりました(実話)。……ま、小一時間程度前から少しずつなんかいたいなとは思っていたのですが……。
 胡座男。それは天外ファンの間では禁句として通っていましたが、或意味私にも禁句となりました。さようなら胡座男。貴方の事は忘れないわ(絹声で)。
 
23 LUST SAMURAI 見ました
 当初、この作品については「侍が何たるを勘違いしている」「騎士と侍の区別 がなっていない」「日本人を勘違いしている」という話ばかり耳にしておりましたが、覚悟していた程悪い映画では無かったです。寧ろ、良い映画であったと感じました。
 私は普段から侍とはなんぞやとか、日本古来からの伝統を好み、欧米化する事を良しとする事を快く思っておりません。和製英語等はかなり嫌いです。邦楽の要所要所に英文が突如入る事も馬鹿らしく感じている程です。それ故、外国人が描く勘違い日本像は度が過ぎると嫌悪感が産まれたりするのですが、そうでもなかったです。強いて言えば、

 ロケはちゃんと日本でやろうよ……

 ……というのを端々に感じましたが、殆どそれだけでした。幾ら気候が似ているとは言え、富士山はオーストラリアの山ではなくて本物を撮影しようよ、とか、今より気候が寒かった当時の本州の森には蘇鉄の様な南国系の植物は生えない筈だとか、杉並木の枝の下打ちも余程の場所で無い限り行われていない筈だとか、西洋に気触れた港であっても、長家の屋根の向きは、道に対して垂直ではなく、平行では……?とか集落の景色が、山並が日本ではあまり見られない勾配が緩やかな形だったので実際に無いと迄は断言しない物の余り日本の代表的な景色では無くでまるでロードオブザリングの様だったとか色々物申したい所はありましたが、そう思えたのは前半だけで、後半はそういった物は殆ど気になりませんでした。
 渡辺謙さんの演技も、見ていて気持ちよく感じました。時代劇に精通した真田広之さんよりも渡辺謙さんを全面 に押し出すというのは、体格、風格的なものなのだなとも納得しました。剣術たるものは大きければ強いという物ではありませんが、小さいけれど親分肌……というより大きいけれど繊細……という所を出したのかなとも思いました。日本人が全般 的にとても良すぎる人種に描かれ過ぎている気もしました。欧米化が悪人みたいでした。決してそういう訳でもないのですが、そういう気持ちも一部にある事を確かに否めないので、古い気質を持った日本人の心をよく掴んでいるなと思いました。
  殺陣もきっと西洋風になってるのだろうなとかなり諦めていたのですが、確かに「一度人を斬った刀はその油で鈍らになる」事はかなり無視されて骨迄断ち切って首等すっ飛んでましたけど、弓矢のシーンを始め、槍や薙刀、そういった武器の特徴、手元から切っ先迄きっちりと納められていた事に驚きました。CG等を駆使すると、迫力が出る代わりに失う物もあったりするのですが、解らない程に、特撮等の技術の高さなのか現実的重みも損なわず、武器の恐ろしさが最大限に引き出されていてとても驚きました。
 八百万の神様を崇める古来の心は語られていませんでしたが、崇める物は神仏に限らず、信ずるものは己の中にある事もあり、常日頃から心の精進を怠らない事、そして戦争という物を高い所から見るのでは無く、とても低い視点で、見失いがちな「個」を重んじて演出されていた事に好感が持てました。 戦の勝敗ではなく、戦に於ける個々の役割と、決して忘れてしまってはいけない信念と、それを遂行する為に最善を尽くす事……それが武士道かというと若干異なるとは思いますが、それでも映画の主旨は一貫していた為、とても理解し易く、感動できるものであったと思いました。
 
15 オンリーサイト更新なんぞをしておりました
 それに伴い、色々なサイトを巡っておりまして、はたと気が付きました。わ、私、オンリーやら自分の二つのサークルスペースばかり気にして天外本買い物しわすれていませんか!?買い物したと思い込んでいるのは、あれはHARUコミの記憶じゃございませんか!?そしてそして、パンフレットも見て無いじゃありませんか!?うわ〜ん。覆水盆に帰らず。っていうか二週間経ってから気付くな自分、という感じです。初めての方々とお話したり、今回はオリエンタルブルー本に反応が前回よりあったなあとか、久々に沢山のお友達に会えたなあとか考えていたら、買い物はすっかり二の次になってしまった様です……。くすん。次回の同人イベントは夏コミだぁ……。どうか受かりますように……。ホントにうちダミーサークル申込んだ事もない真面 目なサークルなんです……。ううう。
 
12 待ちに待ったE3
 ゲーム業界新情報飛び交うE3。毎年そわそわしちゃいます。今年は何と言ってもDS!画面 二つの携帯ゲーム機!眼から鱗の画期的ゲーム機!と聞いていましたが、見た印象は普通 でした……。タッチパネル採用という事で、それは予測してましたし……。でもある意味画面 二つを同時仕様という事自体が画期的でもありますよね……。まさか、画面を縦に持って右目は右画面 、左目は左画面を見れば立体的に!!何て言い出すのでは無いかとずっとはらはらしてましたが、流石にそれは無かった様子です。

 そして、来るかも、とは思っていた物の本当に来るとは思っていなかった新ゼルダの伝説映像!キタカ〜!と雄叫びを上げ、サイトに直行。

 WAV形式。

 ……ていうかアタシぃ、Macユーザーなんだけどぉ〜?(コギャル口調)

 ふ……ふ……ふ……ふざけるなぁ〜!!!

 例えユーザーが少なくても出来るだけ多くの人に、様々な環境に対応した形で情報を提供するのがWeb管理人の仕事!何故一流企業がそういう片寄った事をするんじゃ!!

 ……と、怒り頂点に達していました。

 任天堂さん。動画はmovでも保存して下さい。
 
11 部長の算数
 会社の金庫へ、昨日十万円の売掛金入金がありました。弊社では、金庫に三万円以上のお金を残さない方針なので、越える場合は即日銀行へ預けに行きます。ですが、本日六千円の支払いを六件予定していました。その為、例外的にこれらのお金を預けにいかず、一部を支払いに充てる事にしました。 この六件はお釣無しの丁度の金額で支払わなければなりません。その時金庫に入っていたのは一万円札十枚、五千円札二枚、千円札十四枚。これでは支払いがこなせません。さて、どのようにお金を準備したら良いでしょう?

 \10,000*10 + \5,000*2 + \1,000*14 = \124,000

 \124,000 - \6,000*6 - \30,000 = \58,000(銀行預入分)

 理想を言えば、五千円札四枚を追加できれば、六件ともお札二枚ずつで綺麗に処理できます。しかしそうするには三十分掛けて両替えに行かねばなりません。元々両替えは部長に頼む事になっていましたが、急ぎで頼んでも二、三日掛かる始末。しかし私自身も会社営業時間内にその様な時間を捻出する事が難しかったので、私個人の予備金庫で両替えを行う事にしました。この金庫には五千円札二枚と千円札五枚と五百円玉 十枚が入っています。これで二万円分両替えすれば、二件は千円札六枚になってしまうものの支払いが可能です。それを部長に告げると猛烈な反発に襲われました。

 ウチは毎日金庫を使う様な業種じゃないから、金庫は完璧じゃ無くても良い。無いのは仕方が無い。よって、金庫係が両替えを個人的に行う必要は無い。

 しかし、申請体勢のみで試験的に対応した半年間、矢張り申請から入手迄の時間差によって釣銭が間に合わなかった事例も有り、いくら毎日金庫を使う様な業種ではないとはいえ、現金で売掛金入金や、管理諸費もあるわけで、釣銭が無いのはお客様にも迷惑が掛かる旨を伝えると、

 無いならその時両替え出来る人を社員から募れば良い(お客様の前で)。

 との事でした。それは一寸会社の印象悪くし兼ねないかと心配がありますが、今論じなければならないのはお釣が用意出来なかったらどうするかという未来の事では無くて、金種が足りない今をどうするかです。今両替えが必要なのです。私も一社員。だといういうのに他の社員に両替えを頼むのは可能でも、何故私は駄 目なのか?それは私が金庫係だから不透明さが表れる可能性がある事を危惧しての事かもしれませんが、現金出納は総べて四重の確認と三人の印鑑と、かなり詳しく具体的に明記し、原物と照合しているので、私ごときが不正を働けばすぐに露呈しますし、なにしろ金額が合わなければ金庫係当人は帰宅すら出来ません。その状態でも矢張り金庫係の両替えを禁ずるその厳重さは解らないでもないので(寧ろそう有るべきでもあるとも思う節があるので)、部長に三万円を渡し、五千円札六枚への早急な両替えを依頼しました。何故六枚か?それは六件の支払いを済ませた後、五千円二枚を金庫に残す為です。

 \10,000*7 + \5,000*8 + \1,000*14 = \36,000 + \30,000 + \58,000(銀行預入分)

 ……そうなる筈でした。しかし、両替えに出掛けて下さった部長から却って来た金種は
一万円札二枚と、ニ千円札四枚と、千円札十枚でした……。

 \10,000*9 + \5,000*2 + \2,000*4 + \1,000*24 = \36,000 + \30,000 + \66,000(銀行預入分)

 何故そうなる……

 結局五千円札とニ千円札を均等に分け、支払いしました。その上、金庫係を解任されました。後任は決まってませんが、理数系ではない人間が適任かと思われます。……何故両替時に一万円札を二枚入金する必要があったか?あれには一体何の思惑があったのか?銀行預入額を増やしただけにしか思えませんでしたが、私の様な輩には測り知れぬ 深い意図でもございましたのでしょうか?
 以前にも似た様な事があって個人金庫の設置を決心したのですが、それが引き金になるとは……、な感じでした。ちなみに、一番最初に金庫係を命ぜられた際に部長から頂いた言葉の中に「両替えはどんどん行い、金庫使用時に不便が無い様に。両替えは構いません、寧ろ歓迎」という言葉があったとマニュアルノートにしっかり記載されていました。誠に会社たる物は理不尽の巣窟にございます。
 
10 玉葱と両親
 父親が、珍しく玉葱の微塵切りをしていた。さくさくと、最初は調子良く音が聞こえていたが、その速度が著しく落ちた。母が代わろうか、と声を掛けると、父親が泣き乍ら一言。

「余りにも悲し過ぎてもう切れない」


 料理は得意と張り切る母。しかし父と交代して一分と持たずに泣き出した。

「駄目だ。この玉葱は悲しすぎる」


……父よ、玉葱は冷蔵庫の中の物を使って下さい。
 
08 劇団新感線「髑髏城の七人」見て来ました
 一言感想:沙霧(佐藤仁美さん)がめっちゃ可愛かっこよかった〜!!!

 新国立劇場(中劇場)千秋楽でした。千秋楽は役者サービスが多い可能性がある(内容が少しおかしくなってしまう場合がある)事を、シリアスな舞台ゆえ懸念していたのですが、いつも通 り笑いは程程な舞台でした♪いや、抜かずの兵庫(橋本じゅんさん)にはもっともっと相手役を困らせる位 笑いをとって欲しかった位でした。舞台の上は役者との勝負というのを聞いた事がありますが、以前阿修羅城の瞳の時は市川染五郎さんを笑わせ台詞を忘れさせ、拍手喝采を起こしたり、レッツゴー忍法帳の時も阿部サダヲさんをぶるぶる震わせ(客席に背を向けてるシーンで、本人は何とか堪えていたのですが、橋本さんがばらしました)てたりとか、兎に角出番が少なくても凝縮した笑いと可笑しさを提供してくれる橋本さんが大好きな私にとっては、少し残念ではありました。……まあやりすぎると舞台の均衡性が崩れるという意味では、仕方が無いかもしれませんが……。それでも笑ってしまったのは、兵庫がやられかけ、BGMのピアノ曲月光が流れる中、合わせて鍵盤を叩くパントマイムをしながら倒れる場面 でした。敵も困ってました。劇団新感線の劇は、敵を欺き乍ら進む主人公達が見てて気持ちいいんです。決してかっこよすぎなく、あっさり敵に寝返ってみたり、もう兎に角「え〜!?」って敵も味方もツッコミを入れるところがが面 白いんです。敵が「や……やっちゃっていいのかナ……?」と思わず躊躇してしまう辺も、何だか憎み切れなくて、また良いのです。

 今回の物語は、天正十八年(一五九〇年)、織田信長が明智光秀の手によって倒れてから早八年。関東平野を、そして天下を狙う髑髏党と天魔王。野党を倒し関東平野を平定しようと東へ進軍する豊臣秀吉。野党の根城の設計と建設を行ったが口封じの為に殺された父を持つ沙霧。彼女の持つ絵図面 を髑髏党が狙い、たまたま通りかかった玉ころがしの捨之介(古田新太さん)がそれを何となく(何となく!?)助け、無界屋蘭兵衛(水野美紀さん)の営む色町に身を隠し、策を講じつつ徐々に明らかになる過去と素性、因縁の決着が……という冒険活劇です。

 ほんと芸が細かいんですよね。兵庫は実は農民なのに荒武者を名乗っていて、それなりの格好もしているのに、実は腰巻きがバリバリ農民な兄者とお揃いだったり、照明が髑髏だったり。

 で、何で一言感想が沙霧だったかっていうと、めっちゃ頑張ってたから。頑張っている人好きなんです。逆境にへこたれないで頑張る人大好きなんです。沙霧は、少女というより少年、という印象でした。本当の年齢に関わらず、どうしてそう思えたかっていうと、声、です。声が……声が……伊倉さんみたいと言えばお解り頂けますか?なんていうか、「かあちゃん!おかわり!」っていう感じで(その説明もどうよ)!ああ、天下丸って感じで!(は?)(坂本千夏さんも一瞬頭をよぎりました)。一緒に行った相棒やお友達は考えもしなかった妄想を独りもやもや考えてました。いや、独り違うモノ見えてました。めちゃくちゃ元気貰ったんです。舞台の端から端迄走るわ、縛られて袋詰めされても高々と飛び跳ねて移動するわ、とにかく元気元気。ホントかっこかわいかったです♪

 人間消滅の早業が数回ありました。舞台を演出する上で中々すばらしかったです!そして音楽もいつものハードロックより、民族的な、物悲しげな感じで好みでした(しかしサントラは売切。これから大阪厚生年金、東京厚生年金と凱旋するのに只今増産中ってどうよ!?ちと手際と割振りと先読みが甘くないですか)。
 回を重ねているだけあって、効果音と動作のタイミングもバッチリで、ホント素晴らしかったです!SEさん天晴れです!
 国立劇場の奥行きの広さを利用した演出も良かったです。前半は奥行きを全然見せず、広範にそれを最大限利用する!「ああ、どこまでいっちゃうの〜!?」と本気で思ってしまう程の演出(いや、実際かなりの距離進まれてました)がまた素敵でした。国立劇場で見れて良かったです。音響も良かったし、最高でした♪

 そして今回のびっくりどっきり大賞。……髑髏城の七人は再演なので、過去の広告もありまして。……誰じゃこの若造(割と美形)は!?と思ったら、……古田新太さん御本人様であらせられました……。時とはげにも無情なものよの……美とは何とはかなき刹那の存在か……。思わず呟かずにはおられなんだ……。ショックでした……。私の古田さんのイメージって、小太りで、ピンクレディーオタクで、なんていうかオタクで、ピンクハウスを着て「●●た〜んッ!ハァハァ」って言い乍ら走って来る(そういう場面 があったんです!)姿なんですよね……。だからこう、すらりとした二枚目、三枚目というのは全然印象に無く……。そんな過去の物も見たいなとも思いました。


この髑髏城の七人は、キャストを代えて秋にも公演があるそうです♪ 古田新太さん→市川染五郎さん、 坂井真紀さん→高田聖子さん……は想像出来るのですが、ラサール石井さんや佐藤アツヒロさん、粟根まことさんの配役が私には想像つきません。とても楽しみです♪ただ、時期が時期だけに、希望日のチケットがとれるか心配です……。(10月14日以降は編集があるので……)

最後に、秋用チラシを見て一言。 染五郎さん、脛毛濃い……。(どこみてんだ)
 
05 コイヒトバン
 やってきました荒くれオフ会。やっぱり、好きな作品を同じ様に好きな人同志で集まってあッつく語らう(描きあう?)のって本当に素晴らしい……ッ!

  二次創作を嫌いな人好きな人と二通りに別れるかと思っています。二次創作が嫌いな理由は矢張り原作の印象を壊したく無い、という所が大きいと思いますが、きっとその方は原作で満たされている方なのだなと解釈しています。二次創作が好きな人は原作では語られなかった部分の補完をどうしても行わずにはおれない人、語られていない部分が気になってしまった人、好きな登場人物が原作でそれ程語られていなくてうずうずしてしまった人、登場人物を愛し過ぎてしまった人、あるいはその世界に住みたいと思ってしまった人、様々ですよね。私は矢張り後者で、どうしても見えない部分を考えたくなってしまう……。そこから始まり(そのうち暴走してしまう訳ですが)、二次創作を作ります。けれども実は独りだとそこで終わってしまうのです。補完してくれる作品がないなら作れ論法で二次創作を作っているので、描き上がってしまうと満足してしまうのです。ところがこれに、他の人の補完案が出てくると……!更に想像の余地が広がる訳です。それはもう芋蔓式に出て来る空想。出せば出すだけ相手も芋蔓式にまた物語が広がります。そしてそしてそれはどんどん膨らみ……!

 とうとう物凄い事になりました( ← それもどうよ(笑) )。

 リアルタイムに語り合えれる相手がいるって素晴らしい、喋り乍ら、手の側面 汚し乍らがりがり描き合えるって素晴らしい。わかっちゃいたけど実践してみると本当にそう思います。
  呼んでくれて有難う、ゆうたん、丈たん。
 今は絵茶なる便利ツールがあるけれど、やっぱ全然違いました。同じ紙に合作したり、漫画描いたり、変なの描いたりするのは、パソコンを通 して同じキャンバスに描きあうのとは雲泥の差でした。時間の流れも変でした。時空の狭間に落ちていた様です。二日間も二時間程度にしか感じられない程のあっという間さで、あと一週間位 やってたいという気にさせられました。滅茶苦茶楽しかった……。仕事も家も投げ捨てて、自主的に拉致監禁されたい気分になりました。

 もしオリエンタルブルーが一本道RPGだったら私もこうなってなかったんだろうなあとも思いました。

 好きな作品は勿論ゲーム以外にも沢山ありますが、共に盛り上がる相手が居たと言うのは随分久し振りなので、激しく楽し過ぎて、想い出に残り過ぎです。

 好きな作品をもっと好きになる方法。
 好きな作品を100000000000000000000000000000倍楽しむ方法(← 0 多いから!)
 それは同じ価値観を持った人同志、その作品を語り合う事にもあると、強く強く痛感しました。
 
02 痛みの単位はイチハナゲ〜
 鼻毛を抜いた。ホントに涙出た。万人に分かりやすい痛みの単位 だと思った。これからゲームは「36ポイントのダメージ!」じゃなくて「36ハナゲーのダメージ」にすべきだと思った。鼻毛36本一気抜き。アイタタタ。なんてもんじゃない。死ぬ る。
 

1999-2006 Tohryu Rafu. An unapproved duplicate, the ban on distribution. とうりゅうらふう