もののけ姫


シシ神様‥‥‥(笑)。それだけ。なんだか私の顔に似ている様です。


随分前に描いたイラストがでてきたので、少々恥ずかしいのですが、ジブリ物もどんどん描いて!とのお言葉を頂いたので、のせてみました。このイラストはせつが青と共同で印刷した便箋です。せつが青氏のと、私のと、両方ともセットで私が写 真加工致しました。当時は余りまだ機能を使いきれておらず、写真(私のは自分で撮影)に水彩 のフィルタを掛けただけでした。でも中々好評を頂き、既に在庫は個人使用分‥‥‥つまり、各40枚を手元に残すのみなので、売ったりはできなくなりました。例え売ったとしても赤字ですけど。まあ趣味で、愛の力で勢い任せに作った物なので、儲けようとか、そういった考え方が毛程もないのです。パロディで勝手に作らせて頂いている場合って矢張り大目に見て頂いているだけですから、本物のイメージを壊す訳にもそれを使って設ける事も決してしてはいけないのです。犯罪ですから。同人誌と呼ばれる物を描いて行くに当って、特にパロディ物を製作するのでしたらそのへんはわきまえないといけませんね。ところでですね、画像の中にあってはならぬ 記号に似ている物がありますが、元は二重丸です。意味は無いです。私が無知でした。二重丸なんです。そう言う事にしておいて下さい。
‥‥‥イメージを壊すな!って自分で言っておきながらなんですが‥‥‥腕‥‥‥太い‥‥‥。があああん。


はりつめた〜。 で有名なもののけ姫。私も二回程見に行きました。厳しい事を言うと、最近の映画やゲームに関して殆どあてはまる事ですが、CGや、最新の技術に踊らされてしまって肝心な内容が薄くなってしまっている事が残念です。アシタカはかっこいいし、背景美術もとても美しいですし、キャラクターが活き活きしているのも勿論ジブリならでわの所ですよね。それを見て、「凄くよかったです〜!」と、言ってしまっても良いのですが、それで満足してはいけないなと思います。技術と言うものは、あるイメージが先にあって、それを表現する手段でしか無いのです。技術をいかに表現するかでは無く、表現にどう技術を使うかだと思うのです。アメリカでスターウォーズが公開されました。勿論これを描いている今現在、日本ではまだ未公開です。そして、報道されたお客の反応は賛否両論でした。夢を表現するのに今やCGは不可欠です。ですが、その開発やいかに迫力在るように見せるかで、なんだかその技術に使われてしまっている気がします。

某有名RPGが、ゲーム界トップと言う技術力をアピールしています。確かに技術的には凄いと思います。納められているムービーも、とても綺麗です。ですが、RPGとしての意味を失ってしまっている様に思えます。なんでも表現できる今の技術なら、なおさら造り手のセンスとレベルが求められます。技術に振り回されないで!初心に返ってもう一度やり直そう!と、声を大にして言いたいです。 宮崎さんの作品の中で、私は一番ナウシカが好きです。もののけ姫も、自然の驚異を唄ったもので、よいものでした。けれども、私は例え何部作になろうとも、ナウシカを是非もう一度映画館で上映してほしいです。ナウシカの強い生き方が好きです。サンも強いけれど、でも、心は弱い少女だと思います。彼女は自分で人の世界へ斬り込む勇気はあっても住む勇気は在りませんから。ナウシカは自ら正しいと思った事に只管進み、そして皆を守ろうと必死でした。守る事は殺すよりも難しい。今、「自分は正しい」と信じて戦争をしている愚かな人々や、逃げる事ばかり考えてしまう後ろ向きな私達に、勇気を与える意味でも、実行してほしい…。それが切なる願いです。