サリア

サリア

私が最初に発行したゼルダ本『folata』は、実はリンクとサリアの話が描きたくて作成したという裏があります。時のオカリナのエンディングをよく理解していなくて、そして、リンクはサリアの所に戻ると、解釈していたのです。でも実は、そうでもないという事に気がつきました。気が付いた時、ムジュラに続くと理解しました。やっぱりリンクはコキリを出ていくのだなと。いえ、元々リンクはコキリではなかったので出ていくかなと思っていましたけれど、思っていた以上に早く彼は立ち去らねばならないと分かった時とても切なかったです。他のコキリの民にはなんとなく理解出来なくとも、サリアは誰よりも総てを判っていながら誰よりも暖かく彼を見守っているのだなと思うと、ある意味ゼルダとは正反対の位 置にいるんだなと思いました。
そんなリンクとサリアのちょっとしたショートシナリオもかいてみたいなあとコンテはきってあるのですけど、ちょっと悲しくって。結局まだ描いてません。どうなんだろうなあ……。描いて見た方が喜ばれるのかなあ……なんて。
そう考えながら早一年。それ以来サリアを全然描いていない事に気が付いたので、今回オンリーを記念してラミカ用イラストをかいてみました。

20020115