早朝五時、はぐれた鹿さんが迷子になって地図を見ていました。 「うえーん、ここはどこだべやー?(涙)」
何しろ朝五時ですから、鹿にとっても私は異様だったに違いありません。「なんかようかい?」と、言いたげな鹿の親子がこちらを見ながら目を光らせていました。(単なる赤目(笑))
テルちゃんという、見仏人の家族です。ティッシュを与えるとはむはむして、気が済むまで細くよってしまいます。ピアノの上の楽譜の端には、全てテルちゃんの歯形が……。因に、私はどうしても「テル」という名前が覚えられず、ずっと「キュロちゃん」と呼んでいました。テルちゃんは、機嫌が良いとほいよほいよととても美しい声で歌ってくれます。機嫌が悪いと檻を噛み締めます。恐ろしい……。