20010831 クリスタルドラゴン。

本屋さんに行ったら、あしべゆうほさんのクリスタルドラゴン(漫画)が出ていました!!!ぱんぱかぱーん!!。何年ぶりだろう……(笑)。そして、……私は果 たして最終巻まで読む事ができるのかしら……。思えば私が中学三年生の時に7巻で……。んで、今日18巻……?ぬ ぬぬ……。数だけ見ると、少なくとも二年に1册……か?
ところでね、わたしはあしべゆうほさんの水彩画がとっても好きでした。大好きでした。中学の頃は彼女がお描きになる金髪が大好きで(影の部分がカナリアグリーンなのです)、何度も何度も見本として練習しました……。それが、最近ではすっかりパソコンになられてしまい……。相変わらず絵はお綺麗で、細部まで書き込まれたり、質感は勿論損なってはいないとおもうのですが、水彩 特有の斑や鮮鋭さが弱まってしまい、とても残念に思います。私もパソコンに頼りがちなところはありますが、矢張り指先と筆毛の感触を確かめながら描く事を忘れてはならないかな……と思いました。
あ、内容は、勿論独特のケルト的世界が広がっていて、毎度の事ながら、周囲の事を全く忘れて堪能してしまいましたとさ。

はあ……。明日から九月かあ………。
20010829 久々に

運動したら、ひざが痛い。
今日はマックでMacしてました。

20010828 ふぉっふぉっふぉ。

本日を生きた記憶がありません。会社で居眠りばっかりしているからかな……本人やる気満々なのに、この病が憎い(通 称眠り病なんです。御飯食べながらでも寝る時は寝ます。突然寝ちゃうんですね……。そういう病らしいです)。

20010827がびーん。

見ました。なにか悪い冗談かと思いました。新しいゼルダ。誰かがパロディで、遊びで書いたサイトを友だちから紹介されたかと思っちゃいました。静止画を見た時の私の感想?

ポポロにエジプト壁画の目玉をつけたリンク。

なんていうのでしょうか?二頭身半のリンク、目玉だけエジプト調。いくらアニメって言ったって、大人リンクを期待していた私はとってもショックを受けました。正直。本当にね。そのショックの最中、動画も公開されている事に気が付き、なんとかクリック。そして……出てきた動画は……!!!!

ディズニー?

でも、………かわいいかも!?という感じでした。動きはね、リンクなんです。そう、ちょっと昔のリンクって感じですかね。初代辺りか、64の子供リンクという感じで。
先ず、敵が出てくるのです。そこへ、覚悟を決めたリンクがしゃらんと背中から剣を抜き放ち、お馴染みモリブリン(か?)との戦闘が始まります。スタルキッドの思い出話しがあったような朽ちた木のトンネルや、草原や森で繰り広げられるアクションの数々。なんと言っても敵の頭をジャンプで越えつつ縦方向の空中回転切りに御注目!いちいち表情が豊かです。そして、敵の城に侵入、抜き足差し足……で横切ったものの……結局見つかり追い掛けられる羽目に。必死に逃げる内に、前方をみながら素敵な案を思い付いたリンクはにやりと微笑み、そして正面 の扉から思いっきりシャンデリアへ向かって大ジャンプ。実は足場がなかったんですネ。敵さん5匹はディズニー張りのオーバーアクションで空中で落ちないように足掻いた後、結局は落とし穴(?)に落ちてしまいます。それを上からリンクは眺めた後に、……最後にウインクで決め★という映像です。
ムービー最初の構えのシーンとかはとてもかっこよくてかわいくてめっちいいと思うのですが、にやりって笑われると恐いんです。 だからもうちょっと、もうちょっとだけ可愛くならないかなあ……顔(笑)。とか思っちゃいました。

まあ、私にとってリンクは『リンクの冒険』『神々のトライフォース』『時のオカリナ』『ムジュラの仮面 』『夢を見る島』『不思議の木の実』と全部違う人というイメージだったので、キューブリンクのイメージが他と余りかぶらなかった事は喜ばしい事でもあるかと思うので、心境としては複雑です。やっぱり、前作等とかぶると、「こんなの違う……」と思う事になりかねないですからね……。(ムジュラはオカリナの続きでもあるので別 扱いですけどね)

20010826 大乱闘スマッシュブラザーズ2!!!!(本文ネタバレ有り)

朝、五時に起きて伊丹空港から羽田へ飛行機で移動し、羽田から直通バスで幕張メッセへ行きました。あっという間で、十時半には会場へ辿り着きました。 ……なあんて前置きはおいておいて……。この題名選んで読んで下さっている方は、もう早く読みたくて読みたくて仕方がない!!そして、私本人も書きたくて書きたくて仕方がない!!!(爆笑。因に家まで待てずに高速バスの中で打っています)我らがリンク!(違うだろ)……ではなく、スマブラネタバレレポートといきましょうか!?(ネタバレ……って程でもないですよ、念の為)

先に言っておきますが、スマッシュブラザーズ2とは、ゲームキューブ(任天堂さん)の新しい(二〇〇一年九月十四日発売開始)本体用のゲームなんですねえ。開発は前回同様HAL研さんです。一言で言えば、任天堂オールスター・舞台から相手を蹴落とすゲームって所ですか。ソフトの発売は十一月の予定です。

もういっちょ先に言っておきますが、リンクがとてもとてもかっこよいです(フィルターかかりまくり)。ええ、画面 前面にあられもない姿で吹っ飛んで来るだなんて言いません。●●●が白だなんて腐女子発言もしませんよ?(……)

先ず、気になるロム読み込み時間……現時点では感じませんでした!おお!流石任天堂さん(喜)! 次に顔、ヨーシ!(阿呆。……でも前回はちょっと寄り目だったのが気になったの。)一にリンク、二にクッパ。3、4が無くて5にガノン!……下記の文章はそのような偏見フィルターかかっていますので、御注意あれ。

オープニングデモ!?
あのー……なんかガノンドロフさんの顔が見えた気がするのですけれど……。勿論インターネットや劇場で流れているムービーではありません。っていうか、超ネタバレかもしれませんが インターネットと劇場で公開されているムービーで、トライフォースが浮き上がった腕が三本「皆は一人の為に!一人は皆の為に、シャキーン!」な三銃士的イメージガッツがあったのですが、私これをスローで見ていなくて、「何でリンクとシークとゼルダがやってんねん……阿呆ちゃうか?」とか思っていたのですが……良く見たら三人目はガノンだったのですね。これを知ったのが昨日で、今日ムービーでその姿を見てしまうと………もしかしてこいつは……………!!!「ボーナスステージのやられ役!?」……とか思っちゃいました(何故隠れキャラと言ってやらないのだ、自分よ……)。 毎回違うキャラクターにボコにされる魔王様。ああ、人気者(思い込み)は辛いのう……(笑)

コントローラー
うーん、今時流行り(本当?)のプレステ2を持っていない自分にとって、初体験なコントローラーでした。ボタン配置がわからへん……。でも流石人間工学に乗っ取ったというべきデザインで、 持ちやすく、指も掌も疲れませんでした。ボタンによっては、指の形に合わせて真ん中が凹んでいたりでとっても使いやすいと思います。今の所慣れているせいが強くて64コントローラーの方がすきですが、取りあえず新しいコントローラーに不満は有りません。 強いて言えば……上手かったのか下手だったのかわかりませんが、スマブラプレイ中、技を入れても入れられても内臓振動パックによる振動が来るので、かなりびくびくしていました(っていうか、始終震えっぱなし〜。他のソフトではそんなことは有りませんでした。)

登場キャラクター
……正直よく分かりません。リンク、クッパ、マリオ、ヨッシー、ドンキー、フォックス、ファルコン、サムス、アイスクライマー、ネス、ぴかちゅー、ピーチ(条件によってデイジー)、隠れキャラシーク、アイテムキャラどせいさん、キノピオ、謎のキャラ、ガノンドロフ、クリボー、バルーンファイトの主人公、ルイージ……。何かオープニング放置後のキャラ紹介画面 !?に、吃驚するキャラクターが沢山沢山出てきたのですが……。うわーい、もう忘れちゃいました。

キャラクターの動き
とっても滑らかでしたかなりいいかんじでした。技もほとんど前回との引き続きですが、「Zボタンはどこじゃいなー!?」と過って(多分)Lボタン(?)を押してまあびっくり!!!なんざますかその爽やかで凛々しい挑発は!!!という感じでした。うっとり♪(阿呆)そして、我らがクッパ大魔王様は……!!!かっこいー!!!……い?という感じで、本人至って真面 目なのに、大変なギャグキャラに仕上がっていました。ヒップドロップすると、舞台が沈むんですけど(笑)。もうこうなったら有り余る力を使い捲って皆の足場破壊に専念するしか!?

ステージ
ムジュラからはグレートベイが選出されています。どうでもいいけど、結構亀が頭を擡げた時に滑っちゃったとか、亀と梯子の狭い隙間で溺死したとか(笑)、そんなことばっかりでした。沢山死んだ分、人を吹っ飛ばしまくったので二回中二回とも一位 でしたが、大会じゃ無い体験プレイで一位とってどうするよ私!?ってな感じでした……。一緒に相手して下さった見ず知らずの方々、突然語りかけて色々な情報をくれた少年よ……有難う。
そうそう、今回意表を突かれた新ステージ、F-ZEROステージを忘れてはいけませんね。今回の舞台は高速道路です。まあ道路って言ったら、まあ道路脇とか、貸し切りとか、そういうのを想像しがちですが……それすらも違いました。なんと、車、走ってきます。……、まあそんな程度なら全然想像したさ?いえいえとんでもない。まあ極普通 に貸切り状態の道路で戦いあっているとしますよね?すると、突然警告マークが出るのです。なにかも分からない内に道路から突然プレート状の床が競り上がってきます。何も分からずひとまずこれに飛び乗るとですね、間髪を入れずに車が走ってくるんですね(笑)。しかも、画面 手前から奥に向かって……。目に車影が見えた時は もう手後れですね(笑)。ひき逃げされて昇天します。そしてあれよあれよというまに、今度はプレートが道路に沿って走っていくんですね。それも高速で。乗り遅れたら……やっぱり昇天ですね(笑)なんていうか、戦いよりも、ステージに憑いていくのに 必死ですね〜。自爆ステージとでもお呼びしましょうか。
さて、それから書いておかねばならないステージがもう一つ。スターフォックスの船上ステージですね。前回もお馴染みのステージなのですが……。何が変わったって……風が加わりました。直立しているとね、ピーチの髪の毛が靡いていたんです。おかしいなあと思ってリンクを見ると、ビラビラビラビラビラって凄い勢いで帽子が揺れていました。おかしくておかしくてひとり笑ってしまいました。

取りあえず、スマブラはそんな感じですかね。あと体験プレイは「Rune」というゲームに触ってみました。期待していたとかそういうのでは全くなく、単に空いていたからだったんですけど。雰囲気としてはゲームセンターに一時期あったのD&Dのような印象を受けました。要するに剣と魔法のファンタジーで、アイテムの変わりに召還獣のカードを使うという感じで、グラフィックまあまあ綺麗でしたが、何せ自分の召還獣と敵の区別 が分かりにくい上、コントローラーに慣れていなかったので自分が何のカードを使ったのか、通 常攻撃はどうすれば良いのか等、さっぱり分かりませんでした。多分Aボタンだったのでしょうが……。何せコントローラーのボタン配置が今までと違ったので……ソフト的問題以前にハードに慣れていない自分の問題でした(笑)。

初めて挑んだ任天堂スペースワールド。しかもゼルダコスまでするし(苦笑)ナンパも沢山したし(笑)。とても楽しかったです。来年も行かないとですね。どっきどき。

20010824 新しいゼルダは3Dをアニメ処理だっ!

任天堂スペースワールド開催日、なんとビックサイトでそのような発表があったとか。うおう、そうか、もののけ姫やポポロクロイス物語りみたいになるのネー。なんて思ったり。

20010817 アリーテ姫と千と千尋の神隠し(両方映画のネタバレ)

久し振りに見る映画。しかも初の二本立てときました。毎日会社で昼休み後にうたた寝している私にとって、「寝ないでみられるかしら……?」とかなりどきどきものでした。結果 は全然大丈夫だったのですけどね。なんだ。できるじゃない。じゃあなんで毎日本人の意に反してうたた寝るのさ!?って言いたいですけどね。

アリーテ姫( スタジオ4℃製作のアニメーション映画 )(原作:ダイアナ・コールス)
『昔々イングランドに何より宝石好きの王様がおりました。その一人娘が主人公のアリーテ姫。アリーテ姫は王様の「可愛らしく、大人しく、従順に……」というお姫さま教育にも関わらず、とても賢く活発に育ったお姫さまです。ある時、王様はアリーテ姫を結婚させようと国中におふれを出しました。ところが次々に現われる求婚者の王子様をアリーテ姫はみんな帰してしまったのです。王様は困ってしまいました。何しろ王様は、いつかお金持ちの王子様が現われて「宝石を沢山差し上げますから姫と結婚させて下さい」といってくれるのを待ち望んでいたのです。そんな王様の所へ<いつかアリーテ姫を殺してしまおう>と考えている悪い魔法使いがやってきました。魔法使いは王様が宝石好きな事をしっていましたから、宝石で王様に取り入ってアリーテ姫と結婚してしまい、なおかつ<もしも魔法使いの出す三つの問題が解けなければ、アリーテ姫の首をはねてもいい>と言う約束を王様と交わしてしまったのです……。さて、悪い魔法使いと結婚させられたアリーテ姫は魔法使いの三つの問題を解く事ができるでしょうか?』……というのが原作の粗筋です。映画では微妙に設定が変えられており、「王様は宝石好き」は語られず、「アリーテ姫は従順に育てられたものの賢く活発に……」よりも「アリーテ姫は『人の手は、何かを生み出す事ができる……その力はきっと私にも……』と自分から何かをしたいと常々思っていた」と重点が変わっており、「魔法使いの三つの問題」が「三つの願いごとを叶える指輪」に変わっていました。
「映画」としての感想はちょっぴり微妙です。ちょっと大きなアニメという位置付けを私は感じました。

千と千尋の神隠し
ごく普通の女の子「千尋」がひょんな事から異世界へ迷い込み、そこで様々な体験をしつつ成長していく物語です。最初は全然気も回らない駄 目な女の子ですが、段々お客さまへの接し方等を覚え……と、目覚ましい成長を遂げます。
彼女の両親が、見知らぬ街で、まるで取り憑かれたかの様に猛烈な勢いで食料を貪り喰うというシーンが有ります。実はこのシーンに関してメイキングを先に見ていたので、「ああ、随分美味し気に食べるようになったな……」と別 の視点で見てしまうと言ういやな観客となりました。ちなみに、やっぱり食事シーンに関しては『天空の城ラピュタ』のドーラの食事シーンが余りにも素晴らしすぎた為に、若干美味しさは落ちているような気がしました……。確かにラピュタの肉はピンク色でちょっと気色悪い点もなかったとはいえませんが、それでもロブスターは最高に美味しそうでした。『千と千尋〜』は『ラピュタ』と比較して全体的にリアル路線にあり、食べ物の誇張より豚の醜さの誇張の方がかなり凄くて、ちょっとグロテスクだと感じました。
なんというか……前半部分はそういう恐さを感じさせる場面が多かったので、ちょっと気持ち悪かったです。
その恐い恐い場所へ、ハクという王子様(みたいな役、という意味。決して王子様ではありません)が現われるのだから、もうメロメロ(笑)。あの登場の仕方と態度は罪です。かっこよすぎました。
ススワタリの再登場にも吃驚。『ラピュタ』にも『ナウシカ』のキツネリスが登場していましたのでまあ来てもおかしく無いな……と思っていましたが……。それにしても窯爺が『もののけ姫』の祟り神そっくりだったのが笑えました。
窯爺が千尋に「一度手を出したなら、最後までやれ」という台詞と、それからカオナシの行動は、現代日本を表している様で、気持ちよくも有り、気持ち悪くもありました。
どうしても「最近の若者」と呼ばれる子達の多くが口先ばっかりでちょっと手を出した程度で最後までやらない(できない)という人が多すぎるのが目に付くというのは私が歳をとったせいなのでしょうか?私もそういう所ありますが、それ程無責任ではないつもりです………。そういう若者を叱る爺って、今時本当に見かけ無いですよね。それより若者を恐れて脅える大人ばかりで……。そうでなければ理不尽に当り散らす大人……。ああ、人の心って本当に荒んでしまったのですね。戦後間も無い頃を生き抜いてきた私の父の世代の様な人は、周りで困っている人がいれば助け、周囲に迷惑をかけるような人がいれば注意をするそうです。窯爺はそんな世代の大人を表してあるのでは無いかな……と思います。今の大人は恐くて見ないふりしますよね。その前に注意したら殺されたなんて事件も多発している今、確かに注意するのが恐い………というのがありますよね……。注意されないからいい、他人だから知らない、知らない人だからなんでもいい、という人間社会は、近いうちに破滅を招くと思います。どうしてそう人間は愚かしいのでしょうね。
カオナシは、良く言えば「どうやったらお友達をつくれるか分からない子供」。悪く言えば「ストーカー」。庭に佇んでいたら優しくしてもらったので、嬉しくて、千尋の為に何かしてあげたくって、頑張っているのだけど彼女に色々と断られてしまって、どうして良いか分からなくて最終的に逆ギレ。大騒動に発展してしまいます。しかし、結局落ち着いた時行く宛も無く、ずっと千尋の後をついてまわります。そこで最後には居場所を見つける事が出来るのですが、それでもなんだかその姿はとうも物語りだけのものでは無い気がして気になります。矢張りカオナシも現代の人間社会を批判したものなのでしょうね。
ラスト、ハクの正体ですが、まさかああくるとは思っていませんでした。あれだけ引っ張っていましたから、精々「昔千尋が川で溺れた時に助けてくれた命の恩人の少年」もしくは「幼馴染み」だと思っていました。ところが結果 は「川の神様」。思わず心の中で「よりにもよって川かヨ〜!!!!!」と叫んでしまいました。確かにハクは途中龍の姿をとっていたシーンもありました。そして、千尋が洗ったお客さまの中に龍の姿の川の神様もいました。だからあれが伏線なんだなと、言われてみれば……な感じでしたが、まさか「川」だとは思っていませんでした。
そして、最後の最後、家族が車に戻った時、車の中には塵や埃が、車の上には木の葉がいっぱい乗っています。それを見て親は「やあねえ、誰かの悪戯かしら」といいます。あれで、「ああ、神隠しにあったんだな……」と思いました。その後あの家族はどうなったのだろう?と思うと、なんだか映画が今でも続いているような気がしてちょっと面 白いです。