2004.10

24 新潟・信越大震災
 昨日新潟で直下型地震(震度6)が立続けに3回起こると云う大地震がありました。私は下記の通 り外出していたので、規模の大きさを知ったのは、日付けが変わって帰宅した今日でした。軒並み停電が続く中、中継車のライトに照らし出されたのはボコボコに盛り上がった国道、土砂に流され底を上にして埋まる乗用車、屋根に押し潰された家屋……。何も言葉が出ないまま、同じ情報を繰り返すテレビの前に一時間釘付けになっていました。 被害に遭われた皆様の無事を祈るばかりです。
 私は小さな頃から思い込みが激しい子供だったので、自分は24歳で死ぬとか思っていました(笑)。その年に関東・東海大震災は絶対来ると思っていました。が、三陸沖地震があり、北海道地震があり、関西大震災があり、宮城県沖地震があり、三重県沖地震があり、そして今回の新潟……。大きな地震を見る度、明日は我が身、明日は我が身と震えるばかりです。震えて過ごしても忘れて過ごしても、過ぎる時間は変わりませんのにね。
 朝、陽が早く昇る事を願うと共に、目に映るであろう光景を覚悟しなければならない事が恐いです。願わくば、一人でも多く助かりますように。
 
23 下北沢
 下北沢にいきました。降りて吃驚。ココハドコデスカ?駅のホームが自由が丘みたいに立体交差してるなあと思い、勝手に東横線沿線同様住宅地臭い雰囲気を想像していただけに、寧ろ原宿に似てる雰囲気と云うべきか、いや、寧ろどこからこんな人々が何しに集まってきてんじゃいと云うべきごみごみ具合に驚きました。……昔はこんなじゃなかったような……と思っていたのは単なる勘違いで、もしかして長年この辺に住んでいながら下北沢で下車した事がなかったとか!?と、軽くショックを受けてしまいました。モシカシテワタシハオノボリサンデスカ?考えてみたらいつも通 過してばかりだったような……?
 今日は高橋名人と私の素敵なお友達、ちろるさん、アスカさん、すねいるさん、真田さん、飛沫さんでマジックスパイスというカレー屋さんへ行って来ました。真っ赤な外装内装からして辛さをアピールしている気がします。赤って人間を元気にする色なんだそうですね。最近体調不良が続いていたので元気を貰ってこようと思いました♪アジアンテイスト満載な内装がまた素敵でした♪さて愈々スープカレー初体験。このカレー屋さん、辛さ選択ができるんです。最近辛い物を食べていなかったので、ちょっと控えめな辛さを選択。カレーというよりも、チキンの入ったザーサイスープに似た感じでした。皆各々異なった辛さを選んだので、ちょっと辛さが強いタイプを味見させて頂きました♪
 「あ、全然大丈夫大丈夫♪これなら私も少し辛めにしてもだ……駄目かも!(笑)」
みたいな感じで後から後から辛さがじわじわ出て来ました。……舐めちゃいけませんでした。これ以上辛みをあげたら辛いを通 り越して痛いだろう事は容易に想像がつきました。ただ、辛さって慣れる物なので、そのうち慣れてしまうときっと更に上、更に上と進んでいくのでしょうね。上のランクはスープそのものの色が違うと聞いてはいたものの、やっぱり見ると迫力が違いました。回を増す毎にランクをあげてみたい……!と思わせる美味しさだったので、またいきたいと思います♪
  その後、ボーリングへ。学生時代のアベレージが55を誇った私(低ッ!)。5年振りにやった去年、アベレージは84になっていました。睡眠学習かなんかしましたか。そして久々な昨日、85.5でした。或意味安定……。スコアの途中に(8)-(8)-(8)-が発生。見事に団子三兄弟。串まで刺さってます。どうせ串に刺すなら団子よりこんにゃくの方がいいです。
 帰りがけには一風変わった鮹焼き屋さんにいきました。一階の高さ150cm、広さ3畳程の空間の二階建て店内。なんかぎゅっと詰まってる感じがして面 白かったです。話題もぎゅっとつまってました。今のゲームファン達の織り成す足下がカスカスなピラミッド、ファミコン誕生を経験した世代とそうでない世代の差、2Dと3Dに求める意識の差、メーカーと商社の意識差……。色々、濃い話ができました。凄く充実した時間でした。本音で語れるって凄い機会だと思いましたし、何より、その場に居た全員、年齢もバラバラだけど天外で出会った仲間達が本気でゲーム論を語れる……狭い店内の気温が上がり、酸素が足りなくなる程熱いひとときでした。
 何が正しいだなんて、いつも判る訳ではないですし、時代によって変化するものです。それは「正しい」と判断するのは神でもコンピューターでもなく人間で、時代を編んで行くのも人間だからです。それでも自分のやってる事は正しいと信じて目標を持って自信を持って、寧ろ自分を信じて進んでいくしかないんだなあと思いました。誰かの後をついていくのではなくて、自分が何かやった事で誰かが喜んでくれたら、共感してくれたら、という所に活動の拠点をおいている限りは。それを又、再認識しました。
 
17 アオドクロ……髑髏城の七人
 劇団新感線★の舞台を見て来ました。今回は市川染五郎さん、鈴木杏さん、池内博之さん、高田聖子さん、高杉亘さん、佐藤アツヒロさん、ラサール石井さんなどが出演されていました。
 春公演アカドクロのキャスト入れ替えなんですけど、音楽・台本共に、……前回の方が良かったです……。鈴木さんも、佐藤さんもドキドキする程凄く良かったんですけど、高田さんの色が濃くて、負けてしまっていた感じがして……もっと二人のスポット多くしてよ!と思いたくなっちゃいました。勿論台本にも変更が多々ある訳ですがキャスト入れ替えの場合、観手が内容を知っている訳ですから、内容を知って衝撃を受けた初回より、もっと衝撃を与える演出が必要になる、つまりより熟成しているものが求められるんですよね。それが欠けてしまったかな……と思いました……。音楽も春verの方が和!な感じがして好きでした。
 敵方の武将の動きが流石アクションクラブ所属の方だけあって素晴らしくカッコよかったり、捨之介と沙霧の関係が役者の関係で(前回は古田新太さんの所が市川染五郎さん)親子っぽい感じから兄妹的になっていて超萌えだったり、敵方の武将が放つ鉄砲の先では必ず焼き鳥が出来上がってたり、前回旅を共にした鍛冶屋の親父が、今回は弟子を得て、事もあろうか不慮の事故で弟子に殺され(笑)弟子が同行する事となっていたり、武士の真似事をする義賊の弟を迎えに来た百姓の兄が受けるカンチョー悶えが強烈に長かったり、大太刀を研ぎ過ぎるシーンで、前回は小刀が鞘から飛び出していた所が今回は太刀の形をしたリボンになっていたり、事もあろうか今回はそれで戦ったり(笑)可笑しいところは多々ありました!笑いました!萌えました!しかし!沙霧の秘密や生い立ちをもっと引っ張って欲しかった……とか、捨之介の身替わり術?ていうか手品?をもっと手品っぽくやってほしかったとか色々寂しかったんです……。前回上演時間が3時間半を越えてしまった部分を内容カットで対処したという感じが見えて、物足りなかったです。
 前回は新国立劇場で、舞台奥が果てしなくあったけれど、今回は日生劇場で大道具入れ替えが大変だった事もあると思いますが、暗転が長く、その間を活かし切れていなかった気がします。道具入れ替えが激しいなら、劇団四季みたいに幕をおろしてしまって、幕前で場面 を繋げば良いのに、と素人的に思ってしまいました。確かに余韻は大切ですが、それにしても多かったです。
 佐藤さんも鈴木さんもホントかっこよかっただけに残念!残念です〜……。まあでもかっこよかったから……よかったかな?
 
14 ……
 また地味に持病発症……。次来たらもう駄 目かもです……。今日より修羅場断念。もう身体に無理利かないみたいです。先月末から凄く身体には気を使っていただけに残念。健康がいかに幸せか痛感。
 
07 東京国際ファンタスティック映画祭 600秒
 梶野さんが映画を出展されたというので、行って来ました2次予選。たった10分という短いけれど長い時間の映画を作る、という物です。一日4本程度上映されるのですが、一番梶野さんの作品が 純粋に 楽しめた気がしました。役者もふっきれているというか。場繋ぎというものがなくて、怒濤の勢いですすむけれどちょっとしんみりと間を楽しむ所もある、そういった感じでした。お約束をお約束でやっていて、女子中学、高校生位 の役者さんの魅力がたっぷりあらわれていましたv
 こういうのを見ると、創作意欲を掻き立てられちゃいます。何か造りたいです。いえ、実は沢山構想を持ってはいるのですが、自分一人では莫大な時間がかかったり、一人ではとても出来ない事だったり、あとは同じくそういった心意気を持った仲間がいないとか……。しゅ〜ん。ああ誰か、私の目の前の編集とか編集とか編集とか、単純作業を肩代わりしてくれるような人現れないかしら……。構想は沢山あるのに、作業に時間をとられるのって凄く勿体無い気がします……。我侭ですか。
 
02 乗馬初体験
 小さい頃、ポニーで狭い道を一周というのは体験していましたが、今回は初乗馬!20分間馬と一対一で戯れました。自分で馬を操るって凄いですね……!絡まった鬣をなおしてあげようと手を伸ばしたら、良いタイミングで蝿が馬のお尻に停まり後ろ足を蹴りあげられた時はどうしようかと思いましたが、大人しい良い子でした。
 早駆けの練習をしたのですが、見た目と実際は大違いですね。早駆けは慣れる迄お尻が痛い、乗ってるだけでも運動だって聞いていましたがホントその通 りで、暴れんぼう将軍は凄いと思いました。「馬に合わせて立って座って立って座って立って座って!」やろうとしても、どうしても「立ってす座って立ってす座って」ってなっちゃうんです。立ってる時間が短すぎるってのは解っているんですが、立とうとするとちょっと手綱を引っ張ってしまって馬が止まってしまうんです。いや〜、難しいです。
 ゼルダの伝説時のオカリナでは、エポナという愛馬を操る事が出来ます。私は慣れる迄しょっちゅう柵に頭を突っ込んで動けなくなり、「ぐお〜!操作性悪い!なんで垂直に突き刺さるの!右か左に避けなさいよッ!」とゲームの操作性を批難していましたが、あれ、ゲームの所為じゃありませんでした……。まさか本物の馬で同じ事をするとは……(笑)
 帰り道、お尻は全然痛くありませんでしたが足ががに股なってしまいました。3時間後、股が恐ろしい筋肉痛になりましたとさ。

 乗馬は千本松牧場に行ってやったのですが、帰りがけ、那須の御用邸に向かわれる皇太子殿下のお車と思われる御一考様とすれ違いました。ああ……ここ、那須近かったんだ……。そして皇太子殿下お一人の移動で一体何人の人がかり出されるんでしょう……?想像もつきませんでした。
 

1999-2006 Tohryu Rafu. An unapproved duplicate, the ban on distribution. とうりゅうらふう