風楼| 自紹|
日記| 旅行|
趣味| 風花|
談話| 風宙|
作品| 移動
弁当
○お弁当箱をあけたら、空だった。
○お弁当を開けてみると、裏山で採れたキノコがおかずで入っていた。喜んで
食べようとしたところに、校内放送が「xxxさん、お弁当に入っているキノ
コを食べないように。おうちで同じキノコを食べたおじいさんが苦しんでいる
そうです。」
○お昼にお弁当を開けたら昨日食べたままだった。
○選択科目で教室を移動した後の昼休み、自分の席に戻って弁当箱を開けると
空になっていた。
○高校の頃、母親が作ってくれた弁当を開けたら、メロンパンが袋ごと入って
いた。
○高校の頃、弁当に大きいおにぎりが入っていたので食べたら、ゆで卵が中に
入っていた。
○うちの母は「おやつよー!」とマンション7階からバナナを落としてよこし
よった。
○私が中学生の頃、お弁当に毎日梅干とメザシばっかいれる母にムカツキ超ぶ
ちきれたある朝「梅干ばばぁっ」とたんかをきってしまった。その日の昼、弁
当のごはんの中には梅干しが六個埋め込まれてました。
○屋根に弁当箱らしき物を乗せて走っている車を目撃した。落とさずに到着し
たのだろうか。
○私が中学の時、母が「兄ちゃん弁当忘れてる!急いで持っていって!」と頼
むので、自転車を飛ばし駅まで持って行ってみると、もうホームには電車が。
急いで兄を探すが見当たらず、あきらめようとしたその時に、親切な車掌さん
がわざわざ車内放送で兄を呼び出してくれた。お弁当ごときでJRを止めてし
まった。
○弁当箱の中に朝食で食い残したかじりかけの食パンが入っていた。
○高校の頃、親に持たされた弁当を開けてみたら一面真っ白なご飯だった。
なんじゃこりゃと半分怒りながら食べ始めたら、下半分がカレーだった。
○いつも通り保温が効く弁当箱を開くとご飯の器には「そうめん」、味噌汁入
れには「めんつゆ」が入っていた。しかも「氷」付き。さわやかな高校時代
の夏の出来事。
○母が不在の時、代わりに父親がお弁当をつくってくれた。そのお弁当を学校
で見てみるとおかずが一種類しか入っていなかったので、その夜、父親に文
句をいった。次の日のお弁当には、卵焼き、目玉焼き、ゆで卵、スクランブ
ルエッグの4種類のおかずが入っていた。
○高校生の時、肉とごはんのみの母の手抜き弁当に「これでは寂しすぎる!」
と抗議すると、翌日、ごはんの上に黄色い花が飾られていた。
○朝から母親と喧嘩したという友人の弁当箱に500円硬貨が一枚入っていた。
○ある日「お昼に牛乳を買いなさい」と大変軽いお弁当箱を渡された。お昼の
時間、牛乳片手に開いてみると「コーンフレーク」だけが入っていた。栄養の
バランスはバッチリだった。
○母親と喧嘩した翌日、お弁当を開けると「口ごたえの罰」と書いた紙ととも
に3合ほどもある白飯が現れた。
○運動会で昼食の時、弁当のふたを開けたら海苔で「フンバレ」と書かれてい
た。どうやら母は「ガンバレ」と言いたかったらしい。一部分がふたにへばり
ついていた。
○新婚時代、二人で朝寝坊してしまい、急いでお弁当を作っている妻に「おか
ずは気持ちが入っていればなんでもいいよ」と言ったら、お弁当の中が全部
キムチになっていた。
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